ライブレポート

7月21日(金)中目黒「楽屋」ショーロ&タンゴナイト 『 ko-ko-ya&El Fuelle 』

7月21日( 金 )  中目黒「楽屋」 ショーロ&タンゴナイト 『 ko-ko-ya&El Fuelle 』
ko-ko-ya 笹子重治(G)、江藤有希(Vn)、黒川紗恵子(Cl)
El Fuelle  佐藤美由紀(P)、江藤有希(Vn)、早川善宜(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)
一晩でショーロとタンゴを聴ける、一粒で二度美味しいライブ。 全員セッションもあり。


7月5日(水)札幌「シャンソニエ・アン」

7月5日( 水 ) 札幌「シャンソニエ・アン」
佐藤美由紀(Pf)、Kibana(Acc.)、竹内聖(Cb) 

【ミユキレポート】
 母との二泊三日北海道二人旅、の予定に、mixiで知り合った方々のご厚意によりライブをブッキングしていただいての、初の単独札幌ライブでした。いざ「シャンソニエ・アン」へ。この辺りはハイソな雰囲気漂う町並みが続きます。どの家もおっきくてお洒落です。ちょうど今の季節、こちらでは4月5月6月がいっぺんに来た! という感じで花々が咲き乱れ、風も爽やか。(そういえば、大通公園のバラ園はみごとに薔薇が満開で、感動的でした。おまけにバラ園周辺の風はほんのり甘いの)kibanaさんにホテルまで車で迎えに来ていただいて現場に到着。このお店のママさん、嶋保子さんにご挨拶。北海道気質 ( ! ? ) の、おおらかでさっぱりとした、何とも可愛らしいお方です。お店には若かりし頃のブロマイドが何枚も飾られてあり、これまたカワイイ〜♪アイドルみたいです。
さてライブ。今回はバンドメンバーが一緒でないため、何とか地雷を踏まないようにMCすることだけを心がけました(笑)。ライブが始まった直後は、お客様皆さん「興味津々」というよりは、私に対して「一体何者なんだろう・・」という疑いのまなざしのような感じがしましたが、曲を進めるにつれ徐々にリラックスしてくださっていた様子。「面白いことしゃべろう」と思って色々考えていたのに、結局演奏そのものを楽しんでしまって、そんなことすっかり忘れてしまいました。この日のライブが、後の北海道ツアーにつながりました。
ご来場くださいました皆さま、応援ありがとうございました。 共演してくださった kibana さん、竹内聖さん、お世話になりました。
 ライブ終了後、ご来場くださった皆さまとお客様とで楽しく語らい♪・・・というか、私しゃべりすぎたかな ? ? ? いつものようにビールを注文し、 ほろ酔い気分で kibana さんに狸小路の「Harf Note」というお店に連れて行ってもらいました。豊口健さんとおっしゃるJazz Pianist の方とご挨拶 。私のことは暴風雨に乗せて(!?) 知っていらしたご様子。あちゃちゃ☆私がメキシコのビールを注文すると、さっそく Piazzolla の「ブエノスアイレスの冬」を独自のアレンジで演奏してくださいました。・・・嬉しい♪改めてこうして聴くと、なんと美しいのでしょうPiazzolla 曲。このお方はアコーディオンも演奏なさる方なのだとか。・・・というわけで、このあと酔っぱらって盛り上がり、ミユキ劇場@ ショートスタイルを披露してしまいました。

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6月9日 ( 金 ) 第7回「リーベの会」

6月9日 ( 金 ) 品川プリンスホテル「クラブeX」
第7回「リーベの会」ダンスパーティ
・司会 : 小林節子
・出演 : エディー田中&バックビート、山口陽子 (シャンソン歌手 )
     El Fuelle :佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn) 、早川純(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲 (Gt)
・主催(株) リーベツアイト


6月5日(月)福井 ラジオ収録

6月5日 ( 月 ) 福井市内。
福井放送でのラジオ収録現場の模様です。朝から既にひと仕事終えたあとでの収録でした。
緊張したのと放心していたのとで、私のトークは支離滅裂・・・ご一緒していただいたダンサー桑原和美さん&花房さんに助けていただいて無事終了。

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5月7日(日)下関「下関酒造・酒庵『空』」

5月7日( 日 ) 【下関酒造・酒庵「空」】
Trio Los Fandangos タンゴの節句ツアー2006に飛び入り出演
・Trio Los Fandangos : いわつなおこ(Acc.) 、秋元多恵子(Pf)、谷本仰 (Vn)
・ダンサー:ケンジ&リリアナ、プルポ&ルイサ(友情出演)
・広沢”リマ”哲(Ts)&佐藤美由紀(Pf)

【このツアーの解説】

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【解説】 タンゴの節句は、東京在住のタンゴダンサー「ケンジとリリアナ」と九州のタンゴバンド「トリオ ロス ファンタンゴス」がタッグを組んで始めた舞台です。今年はブエノスアイレスから、複雑に足が絡んだステップをすることから「蛸」と呼ばれているダンサー「プルポ&ルイサ」を加え、さらにツアー最終日の下関酒造公演では、東京から豪快なJazzっぽい ( 笑 ) ミユキ&リマが乱入してセッションしました。

【ファンダンゴス】← またの名を【漫談ゴス】
MCがよく喋る、かなり喋るタンゴバンド ( 笑 )。 独創的なアレンジとステージ展開で、 お客様を楽しませよう、喜んでもらおう、という熱い思いが ビシビシ伝わってきます。おかげで客席は、一瞬たりとも目が離せません。「Por una Cabeza ( 首の差で ) 」の、 ファンファーレと嘶きから入るアレンジ、大ウケです! !

【ミユキ&リマ 】 バリバリ気合の入った演奏で、 何処までも追込みを掛けてくる恐ろしい二人組。 幕間の休憩に、みんなから離れて酒と煙草を煽り、 妙な空気を漂わせている人がいるな、と思ったら 舞台に出てきてスゴい演奏するんで\(゚o゚;)/ウヒャー。 かなりカッコいいんだけど、話してみるととってもカワイイりまさん。 このギャップが愛される秘密。

【リリケン】←ケンジ&リリアナ  【蛸】←プルポ&ルイサ
プルポとケンジは少し前から友達になっていて、 プルポは日本に来たがってました。 一方、下関酒造から関門海峡を渡って車で15分ぐらいのところに 「唐戸市場」という河豚など海産物の美味しい市場があります。 ダンサーケンジが「そこで蛸に蛸を食べさせてやろう!」 と思いついたのが今回の企画なんだとか。(Dさん)
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【ご来場くださった方のレポート】
下関酒造にてタンゴの節句ツアー最終日。 ケンジ&リリアナのダンスがとても素晴らしかった。 物語が目に浮かぶダンスだった。 第2部の半ばで美由紀さんと広沢さんが登場。 2人だけで“マレーナ”“リベルタンゴ”を演奏。 “マレーナ”が始まって程なくして微かなどよめきというか何と言うか、ググッと盛り上がっていた。私の隣に座っていらした老夫婦のうちの奥様は、それまで座っていらしたのにおもむろに立ち上がりましたもの。 演奏が終わると、それまでで一番大きな拍手が起こっていた。 美由紀さんと広沢さんはラスト2曲、トリオ・ロス・ファンダンゴスと一緒に“オブリビオン”と“ラ・クンパルシータ”の演奏にも加わった。 で、この時もお隣の老婦人は美由紀さんと広沢さんが登場するや否や立ち上がって演奏を聞いていらしたのだった。(Nさん)

【ミユキレポート】
 行ってきました ! ! トリオ・ロス・ファンダンゴス  タンゴの節句ツアー2006! しかも、記念すべき千秋楽に、乱入させていただきました。・・・にもかかわりませず、メンバーはじめ、 多くのスタッフの皆様、リマさんと私を快く迎え、 受け入れて下さいましてありがとうございました。 おかげで、生涯の記念となりうる感動的なライブに
参加させていただけましたこと、心より御礼申し上げます。
 千秋楽ライブ前夜、都内で仕事があったため、前乗り出来ず。ファンダンゴスの仰さまよりメール、 「リマちゃん既に宴会中ですよ♪」 ・・・いいなぁ、私は荷造り中・・・。さて当日ようやくリマさんとご対面。リマさんは散髪して、すっかりさっぱり頭に!リマさんと二人して駅から酒造に向かっていると、酒造近くの路地から手を振る白髪の男性が。 しかも、何故か腰を振りフリしつつ、両手を大きく上げて モーレツアピール♪ うわぁ、歓迎してくれているんだぁ♪ 私も負けずに腰をフリフリ、両手フリフリ。 近づいてみると・・「あっ、すみません、人違いでした ! ! 」 ななな、なんですと ! ? 「ファンダンゴスのピアニスト、ケイトさんご夫妻かと思っちゃいました」えっ ! ? ・・・ご夫妻って、私とリマさん ! ?いやぁ、実はですね、確かによく似てるって言われるんですよ、
あっ、リマさんとぢゃないですよ、ケイトさんとワタクシ。 昨年10月のファンダンゴスとの対バンライブ@なってるハウスで 、仰さまがケイトさんと私の演奏姿を連写。 どこかで二人入れ替わっているはずなのに、 写真で見ると確かにさっぱり見分けがつきません!
 そんなこんなでようやく到着しました 「下関酒造・酒庵『空』」 。お酒の匂いが立ちのぼり、 
「大吟醸¥150、おでん¥300、ふくセット¥500」 などのメニューの並んだカウンターの脇を通り、ホールとご対面。趣のある、何とも素敵なホールです。 メンバーさんが到着していよいよサウンドチェック。 ホールも素敵ですが、なんたってピアノが最高 ! ! 楽しみで胸が高鳴ります。興奮してのどがカラカラ。 ・・・という訳で、ちょっぴり試飲♪ うふふ♪ 幸せ〜♪
 ファンダンゴスのサウンドチェックが終わり、 いよいよリマさんと私の番。 ここで、ハプニング☆ サウンドチェックでうっかり ( ! ? ) リマさんの吹いたオブリビオンを、じっと聴いていたゲストダンサールイザ、「私これ踊る♪」 ・・・という訳で、急遽全員でオブリビオンをセッションすることに。曲サイズと進行を確認して、 いよいよ本番です。 ツアー千秋楽ということもあり、客席も熱気ムンムン&大興奮!・・・かと思いきや・・・ 客席はみんな日本酒片手におでんやふく寿司、ほろ酔いムード満点なのでありました。
 さぁっ!ライブ開始です♪ファンダンゴスの皆さんがステージに登場して、第一声が「呑んでますか〜 ? 」 客席からは「うぃ〜っ(酔)」・・・う〜ん、酒造ならでは。 彼らの演奏はと言えば、さすが「西」のタンゴバンド、 笑いあり驚きあり、涙あり感動あり、 お客様を一瞬たりとも飽きさせない ストーリー性のあるステージで、それはそれは見事です。 恒例の「酒宴の一夜」という曲の冒頭での乾杯は、 ダンサーケンジさんが客席を廻り お客様にワインを振る舞うシーンも。 しかもある方が差し出したのは、 ついさっきまでおでんの入っていた「どんぶり」 !「ワインが程よくおでんのつゆとブレンドされて・・・」 と、すかさず突っ込みが入ります。 早くも客席総立ちで「カンパ〜イ♪」の大合唱!!こういう客席の巻き込み方も、見事です。ライブは徐々に熱気に包まれ、 時に客席で立ち上がって声援を送るお客様も。 かなりの曲数をこなすも、気がつけばあっという間に前半終了。
ライブ前半が終了し、 足音荒く控え室に戻ってくるファンダンゴス。どうした ! ?  興奮冷めやらぬ様子 ! ?
「打上げの店、時間制限してきたよ、2時間だって ! ! 」
「なんてことだ ! ! 話が違う ! ! 」
「気が散って気が散って、ライブに集中できないよ ! ! 」
「千秋楽の打ち上げは、エンドレスに決まっとろーがー ! ! 」「もう一度交渉しよう ! ! 」・・ピ・ポ・パ・・
控え室に待機していたリマさんと私には目もくれず、 電話交渉に入るファンダンゴス。頭から湯気が出てるよ〜 ! ! 彼らあまりに真剣で、私たち口を挟むこともできません。
「えっと、次のステージ、私たちの出番は何曲目だっけ・・・」
蚊の鳴くような私の声もかき消され、 真剣に交渉するファンダンゴス。
「仕方ない、こうなったら店を変えよう ! ! 」
「○○店か●●店はどうかな、確か遅くまでやっていた気がする」
・・・差し入れの、ひじきのおにぎりと卵焼き、 手作りの柏餅を片手にパクつきながら、 控え室はまさに戦場です。ようやく無事に会場を押さえたらしいファンダンゴス。 今更ながら私たちの存在に気がついて、「あっ、リマさん着替えたんだ♪」 「ミユキさんは衣装何色ですか ? 」 ・・・良かった、やっとライブの話ができる・・・ 進行の最終打ち合わせをして、後戦がスタート。中盤、リマさんのお得意曲「マレーナ」、そして 「リベルタンゴ」の2曲を演奏します。
 出番前にステージ袖で待機していたら、 何故か緊張して大汗かいているリマさんにポンポンっと肩を叩いてプルポが一言。 「おうっ!糞まみれになってこいや(Mucha Mierda)!! 」 アルゼンチンでは、仲間をステージに送り出す時に みんなこう言って応援するんだそうです。 これを聴いてリマさん、菠薐草を食べたポパイみたいに いきなり体中にパワーをみなぎらせ、私を振り返り、一言 「行くぞっ ! ! 」おおーっ、一瞬前とは別人のよう・・・ってか、リマさんってもしかして単純 ! ? いやいや、演奏前のプルポのこういう一言、大切です。皆さんの暖かい拍手に迎えられて、 お陰さまで私たち、とても楽しい演奏をさせていただきました。 更にライブ終盤、ファンダンゴスの皆さんとのセッション。 先ほどの「オブリビオン」と「ラ・クンパルシータ」。こちらの2曲は、私はお酒のケースに板を載せたものに座って ケイトさんと連弾です♪ 当日いきなり曲を決めて合わせたにもかかわらず、 ケンジ & リリアナ、プルポ & ルイサも大熱演。 ファンダンゴスの皆さんの、熱い熱いエネルギーをいただいて、 何とも楽しい、そして、胸が熱くなるライブでした。九州の皆さん、スタッフの皆さん、 ケンリリさん、プルポ & ルイサ、 そしてそして、ファンダンゴスの皆様、 本当にどうもありがとうございました。 「東京行ったら、なってるハウスに行くよ〜 ! 」と声をかけて下さった方、お待ちしてますね ♪ 「写真送るよ〜 ! 」と、早速送って下さったMさん、ありがとう ♪

トリオ・ロス・ファンダンゴス
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ケンジ&リリアナ

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プルポ&ルイサ

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ミユキ&リマ
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最後の全員でのアンコールショット。谷本仰と仲間たち。
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ルイサ、私、ケイトの貴重なショット。ライブ終了後、ゴメンなすって~!と覚えたての日本語で退場するルイサにつられて、みんなこのポーズで退場することに(笑)
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3月17日(金)横浜 関内「FAROUT」

3月17日(金)横浜 関内「FAROUT」
佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn)、広沢”リマ”哲(Ts)
早川善宜( 純改め)(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

【ご来場くださった方のレポート】
 3月17日は「エルフエジェ」の横浜ファーストライブがありました。前の日に激しい雨と、当日の午前の強い風。正に嵐の前のざわめき。嵐をよんでの横浜登場となりました。期待に違わず始めから全力。1stステージの最後のアデオス・ノニーノは感動もの。横浜のリスナーにも印象づけることになったでしょう。後半は、リマさん(ts)が加わり、さらにパワーアップ。横浜は熱い夜となりました。このグループは聴くたびに進化しているユニットであり、今後の活動が楽しみ。私はピアソラの音楽で十分でありますが、タンゴの名曲を織り交ぜ、タンゴファンにも満足の行くものであったでしょう。
どれだけ横浜の人に印象づけられたか、ここまでピアソラを表現し、タンゴを演奏するバンドがあることを認識できたか不確定ではあるが、今回のライブは聴いた人は納得できるライブであることは確かである。このようなグループが順調に発展して行くことを願ってやまない。次はいつだ? 私も横浜人、横浜でこのユニットを支えたいものである。がんばって応援しましょう。(Oさん)

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