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9月1日(金)横浜 関内「FAR OUT」Birthday Live

9月1日(金)横浜 関内「FAR OUT」Birthday Live ! !
佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn)、早川純(Bandoneon)
広沢 “リマ ” 哲(T-Sax)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

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【ご来場くださった方のレポート】
 9月1日はファーラウトで「エルフェジェ」のライブがありました。タンゴとピアソラの音楽を演奏するのですが、特にピアソラをまともに演奏する希少価値の高いグループです。この前、クラスタには行けなくてほんとに久しぶりの演奏を聴きました。みんなまとまって演奏もうまくなっているのが良くわかりました。曲目は、オーソドックスなタンゴの曲からピアソラ、そしてオリジナルとバラエティーに富んでいました。
とにかく演奏のバランスが良くなってきているのが感じられます。今後は、美しく響かせるところは美しく、悲しいところは嘆きを感じられるように音を大切にしていくともっと良くなると思いました。
この歳になると、うまくなっていくのを見ると嬉しいのですが、それをできない自分がちょっぴり寂しくなります。これからも音楽を楽しんでいきたいと思います(Oさん)

【ミユキレポート】
 横浜 関内の「FAR OUT」にて El Fuelle 豪華六重奏団によるBirthday Live。客席にたくさんの顔見知りがいてくださると安心しますね。前半が終了して、客席にご挨拶に廻ったら、曲目やら何やら熱心にメモを取ってくださっている方が複数いらして感動!お話を色々伺ってみると、この日のお客様全てが「mixi 経由」 ・・・ありがたきmixi パワー。
 後半一曲目を終えたところで、 私が次の曲のイントロを弾き始めた途端、それにかぶさるように「Happy Birthday」が!そしてリマさんが、突如柱の陰から現れて、いそいそと ろうそくに灯をともしたケーキを運んで来てくれました!わーいおっきなチョコレートケーキ。ネームプレートには「みゆきちゃん」だって。 メンバーの皆さん、ステキなサプライズをありがとう!!
 いやいや、何かをちゃんと言葉にしたら、 泣き虫な私は泣いてしまいそうだったのでした。 信頼できるステキな仲間と共にライブのできる誕生日、 なんと私は幸せ者なのでしょう。お客様にもたくさんお祝いしていただきました。 音楽が導いてくれた「縁」。 音楽を好きでいて良かった。 続けてきて良かった。楽器が演奏できてホントに良かった。なんともありがたいことです。そして、私を信頼して(半信半疑かな?)力になってくれる仲間と巡り会えて、本当に良かった。お客様のお一人が「今日のこのライブを聴いて、 この星に産まれて本当に良かったと思った」と言ってくださいました。 ええ~! ! ホント ? ? ちょっと褒め過ぎじゃない ? ? でも、私も実はそう思ってしまっていたのでした。
 ご来場くださって、それぞれの思いを胸に 温かく演奏を見守ってくださった皆さま、 そして愛すべき共演者の皆様。 この日を共に過ごすことができて幸せでした。ありがとう~!こんな私ですが、今後共よろしくお願いします。

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初めてのBirthday Live!@りぶる

初めてのバースデーライブを、今は無き「りぶる」にて行いました。
Birthday Live!

2005年9月1日(木) 市川「りぶる」
佐藤美由紀(Pf)、北沢直子(Fl)(初登場!!)、広沢”リマ”哲(Ts)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

【ご来場くださった方のライブレポート】
 ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団の「バンドネオン」を観た去年から、エル・フエジェやリマタンゴのライブを聞いている最中にそのことを思い出す時がある。 ピナの、確か80年の作品「バンドネオン」はアルゼンチン・タンゴを題材にした内容なのだけど、しばらく観ていてもそれがどうしてそうなのかがなかなか理解出来ずにいた。そこかしこにアルゼンチンという国を特徴付ける要素やタンゴのエッセンスがちりばめられている事は充分見て取れるのに…だ。でも終了間際のあるエピソードの場面になった時に、縺れていた糸がスルスルとほどけるようにそれまでの全てが理解できたような気持ちになれた。その時の事を思い出す時があるのです。94 年にピナ達がこの作品を引っさげてアルゼンチン公演を行った時は大絶賛されたそうだけれど、エル・フエジェかリマタンゴがいつかアルゼンチン公演を行って、それが大評判を取ったら面白いだろうな…と、半分本気で考えてたりしている。 
 昨夜のエル・フエジェのライブはフルートが加わった編成だった。 フルートによるタンゴは思っていた以上にしっくりして、それまで抱いていた曲のイメージと若干違った印象となった曲もあった。どのように受け止めようかと思いを巡らすのは面白い。 が、時たま、どこかに引き戻されてしまうような時もあった。 サックスとフルートは、当然の事ながら全く違いますね。実はこのライブを聴いていて、タンゴをサックスで…というのはとても難しいのかしら?と、今更になって思ったのでした。以前、アルゼンチンタンゴの特集番組でサックスのカルテットが演奏するのを聞いた時は“扁平な?何だか?”と感じた。サックス(確かバリトン、テナー、アルト、ソプラノという4本だったと記憶)だけという編成のせいもあったと思う。でも広沢さんのサックスによるタンゴは、それとは違ってうねったり何なりで気持ちを動かされてしまう。 イチロウさんのギターは、音が一斉に鳴っている時は少々聴きづらい時もあったのだけれど、ああいう風に演奏出来たら良いだろうなぁ~なんて、思ったり。 ライブそのものはとっても楽しかったです。 
 この夜は、ミユキさんのバースディ・ライブということもあってなのかしら?お客様も沢山の大盛況。いつものように楽しいMCあり(ただし誠に申し訳ないのですが「フーガと神秘」で“海の中”は、ついにイメージ出来ずじまい)、息切れあり、でもアレは無し、そして何より心と力のこもった演奏。 初めてタンゴを聴いたというお客様も、大満足の表情を浮かべていらっしゃったのが印象的でした。 
 このような素敵なひと時を過ごす機会を与えてくださった みゆきたんごさん、ありがとうございました。 そして、直接お会いして「おめでとう」を言うことが出来て本当に良かったです。 
 帰りの電車の窓ガラスに写った私のおでこは、いつにも増して光り輝いておりました。これ、本当の事。 汗かいていた訳じゃありませんのよ。気持ちの充実度の表れです。 (Nさん)