2月23日(木) 渋谷「公園通りクラシックス」ショーロ&タンゴナイト
☆ショーロ☆ Piscadela・・・江藤有希(Vn)、阿部浩二(7stGt)、池上ゴリ(Per.)
☆タンゴ☆ El Fuelle・・・佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn)、広沢”リマ”哲(Ts)、スズキイチロウ(Gt)、 清水良憲(Cb)
【ミユキレポート】
会場は渋谷「公園通りクラシックス」・・・あれ!? 駐車場?初めての場所は、それだけでドキドキ。おまけになんと今日はショーロデビューの私。
u第一部はショーロ。いつもお世話になってます、Vn の有希さん率いる「Piscadela」~バンド名の意味は「目配せ」とか。このバンド、皆さん表情豊かでその名の通り目配せ多発、しかも微笑み返し。凄技だ~ MCも理路整然と、初めてのお客様にもきちんとわかりやすく。演奏はといえば、顔が思わず横に広がる感じ。身体の内面から暖かくなる感覚の爽やかショーロ。
そもそも「ショーロとタンゴの対バン」という未知なる企画を思い立ったきっかけは昨年7月に参加した「ショーロの練習会」@高田馬場・コルコヴァード。色々教えていただきつつ、組み合わせを何通りも変えてのセッションを初体験しました。南米ブラジルの音楽とはいえ、サンバほど派手な感じは無く、どちらかというと素朴な感じ。曲によってはポルカのようでもあり、タンゴのようでもある。しかしなんと言ってもとにかく「爽やか」。この日のライブ中盤いよいよ私も参加させていただいてショーロセッション。この爽やかさを台無しにしてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながらの参加でしたが、音楽の力に助けられ、曲が始まってしまうとそんなこと全く忘れて、楽しむことができました。
第2部はタンゴ。うって変わって、メンバー皆さん目線が合えばガン飛ばし合い、顔がみーんな縦になって全然爽やかじゃない!!この差はなんだ?(笑)そんなタンゴも、素晴らしい瞬間が。ギター2本とテナーサックスによる「Por una cabeza( 首の差で )」。いいねぇ、素敵素敵。こーんなタンゴ初めて聴いたわ、まるで兄弟のようなツインギターにリマサックス。渋谷の街から一気にアルゼンチンの街角に!いいじゃん、タンゴも~!やっぱりタンゴ良いなぁ好きだなぁ。
そんなこんなであっという間の2時間。最後は全員でショーロの曲とタンゴの曲をセッション。いつまでも終わりたくなかった私でした。ご来場くださいました皆様、そしてご協力くださいました出演者の皆さん、本当にありがとうございました。
右に構える7弦ギターの阿部さんと、左に構えるイチロウさんの珍しいショット。
更にリマさんが加わってのレアな一枚。画質悪いんですが、貴重なので記念にアップしました。