12月1日 ( 金 ) 浅草「SOULTRANE」 Tango Jazz Project ! !
北沢直子(Fl)、スズキイチロウ(Gt)、佐藤美由紀(Pf)
【ご来場くださった方のレポート】
12月1日(金)の夜に、11月23日のライブ後にお誘いいただいた「エル・フエジェ」のフルートが入ったトリオのライブに顔を出した。フルートはリーダーのなおりんさんで、初めてお会いする。ギターのイチロウさんとピアノのミユキさんとはこの1ヶ月で5回お会いしていることになる。イチロウさんから「毎度」と声をかけていただいた。今度こそ「エル・フエジェ」とその周辺のライブは一通り目を通したことになりますよね、miyukiさん。
ライブは3部構成で1部5曲の合計15曲。ジャズのライブでは標準的な構成とのこと。フルートのなおりんさんは最近「エル・フエジェ」で共演していなかったブランクが出たのか、イチロウさんとミユキさんが冬山縦走的にどんどん先に進んでいくのに追いすがるのが大変、といった感じだった。でも最後のアンコール曲ではきっちり追いついていた。やはり演奏家はライブの中で音を高めていくようだ。適応力の高さはさすがである。 今回はピアソラの大曲「ブエノスアイレスのマリア」から「フーガと神秘」「アレグロ・タンガービレ」の2曲を聴けて大満足であった。2曲ともフルートの持ち味を良く引き出せる軽快で優しい曲である。あと、第2部最後の「はるかなる大地」という曲は反戦歌で、平和な暮らしが突如砲弾によって挫かれるといったテーマ性のしっかりした曲である。時間があったらもっと調べてみたい。
今回は初めて演奏終了後にメンバーの方々とお酒を酌み交わした。音楽談義から身の上話まで幅広くお話させていただいた。お話の中からいくつもヒントが見つかった。(Tさん)