私にとっては小林店長に代わられて初めての、なってるハウスでのライブでした。
<MIYUKI TANGO Bacchus> (ミユキタンゴバッカス)と銘打って、しー様の極上のピアノに乗せて私が鍵盤ハーモニカを披露する初ライブ。Duoですが、ピアノ、コントラバス、鍵盤ハーモニカを多彩に組み合わせて新境地を開拓しました。客席には浅草芸人のプッチャリンさんはじめ、ケンジ&リリアナさんなど芸の大先輩方が見守ってくださる中でのライブでした。これからも続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします♪゜・*:.。. .。.:*・♪
~お客様によるライブレポート~
5/28(Tue) MIYUKI TANGO Bacchus (焼酎乙甲混和) @ なってるハウス
Miyuki Satoh 佐藤美由紀 (pf,鍵盤ハーモニカ)
Yoshinori Shimizu 清水良憲 (b,pf)
昨年の八丁堀HOWLでも披露されていたピアニカ。何時の間にやら何処ぞのストロング・テナー並みの情緒性まで身に付けて、堂に入った演奏を聴かせてくれます。今回に至っては片手でピアニカ、片手でピアノという離れ技すら披露しており、その飽くなき探究心と揺るぎないショウマンシップには純粋に畏敬の念を抱くと同時に「美由紀さんは芸人さん説」に更なる拍車が掛かったとの思いを禁じ得ません。
そしてもう一つの見所が清水さんのピアノ。余興と呼ぶには達者過ぎるその腕前は美由紀さんのそれとはまた異なる音色を響かせ、同じレパートリーでも全く違った印象を覚えさせます。いつものアルコール分増し増しのウルティモ・カフェとは違うドリップコーヒーな音色に、たった二人の編成でもこれだけのバリエーションを付けられるものなのかと感心する事しきりでした。
ただ、演奏中にパートを交代したり二人羽織みたいな状態になったりと、その妥協を許さぬ姿勢から生じる負担も相当な物の様で、美由紀さんから飛んでくる指示という名の無茶振りに振り回され続ける清水さんの姿には観客一同、計らずも生暖かな眼差しに。ちなみにこの美由紀さんの無茶振り、終盤には客席にまで飛び火して、いきなりステージに上がらされて登山靴のまま踊らされるプロのダンサーという他所ではなかなか見られない光景を産みだしたりもしていました。美由紀さんの観ている者を完膚なきまでに楽しませようという確固たる精神には偽りなく凄いなと感じる所でありますが、これに付き合わされる方たちは、なかなかに大変である様だと気付かされた一日でありました。ミユキタンゴ関係者一同の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げます。
なお
美由紀さんが演奏し、さやかさんが踊って歌って歌って歌って歌う「リリアナ祭」は7/20(土) 雑司ヶ谷エルチョクロにて。「呑む時間の為に昼スタート」な佐藤美由紀・生誕祭は9/1(日) 合羽橋なってるハウスにて。それぞれ開催予定となっております。よしなに。
(Dさん)